

ため池や用水路、側溝などへの転落による水難事故は、農業用水路が多い地域や住宅地周辺を中心に全国各地で発生しており、高齢者や子どもが被害に遭うケースも少なくありません。特に夜間や降雨時には、水路との境界が分かりにくくなることで転落リスクが高まり、重大事故につながる恐れがあります。
こうした背景から、近年では転落そのものを防ぐ対策に加え、万が一転落した際の救助性向上も重視されるようになっています。フェンスや蓋の設置が難しい場所では、通行空間を確保しながら転落を抑止する設備や、水中から這い上がるための救助ネットなど、設置環境に応じた柔軟な安全対策が求められています。地域の景観や維持管理性にも配慮しながら、安全で安心な水辺環境を整備していくことが重要です。
弊社では、用水路やため池へ「転落しないための」対策と、「転落してしまったときの」対策の双方からアプローチできる商品群を提案いたします。
用水路やため池の存在を周囲に知らせ、注意喚起を行うための各種製品をご紹介いたします。
転落の危険性がある側溝への注意喚起として「ネオポストコーン」とポストウィング®を組み合わせた注意喚起ポールを設置いただいた事例です。
※「ネオポストコーン」はNOK株式会社の登録商標です(商標登録第6198055号)。
※「ポストウィング」は株式会社吾妻製作所の登録商標です(商標登録第6021404号)。
反射面が垂直に立ち上がった縁石鋲「ユニマーカー」を用水路の路肩に設置いただいた事例です。
用水路を横断する通路からの転落防止対策として、視線誘導標(デリネーター)を採用いただいた事例です。通路の幅員を確保しつつ設置するために特注のベースプレート金具を使用しています。
万が一、用水路やため池へ転落してしまった場合でも安全を確保し迅速に救助を行うための製品をご紹介いたします。
用水路などの道路開口部に設置することで、転落した場合でもネットがやさしく体をキャッチします。
紫外線に対しては60年程度の耐久性を耐候性試験により確認しております。
製造元:株式会社大嘉産業、株式会社ダイクレ
用水路の側壁に設置する転落抑止製品です。道路の幅員を確保しつつ、転落を抑止することが可能です。
製造元:株式会社ダイクレ
ため池や調整池においてたびたび発生する転落事故。人の立ち入りを想定していない構造となっているため、転落してしまうと掴まる場所などもなく、滑りやすい堤体に阻まれ脱出が困難となり最悪の場合は死亡事故につながります。
この製品をため池の堤体に設置しておくと、手や足を引っかけて自力で這い上がることができます。また救助者がいれば救助もしやすくなります。
製造元:株式会社大嘉産業