高速道路の暫定2車線対面通行区間において、車線はみ出しによる正面衝突事故を防ぐため従来のラバーポールに替わり「区画柵」の導入が進められています。
土工部および橋長50m未満の中小橋梁においては、区画柵として「ワイヤロープ式防護柵」の設置が進んでいます。
(ワイヤロープ式防護柵とは)
ワイヤロープ式防護柵は、高いじん性を有するワイヤロープと、比較的強度が弱い支柱により構成され、車両衝突時の衝撃に対して主にワイヤロープの引張りで抵抗する防護柵です。 表裏がなく、支柱が設置できる空間があれば、容易に設置、撤去が可能なため、既存道路への設置や、狭い幅員の分離帯用として使用することが有利と考えられます。 車両がぶつかった時に支柱が折れてしまっても、ワイヤロープは高さを保持して、車両をはね返します。
(※国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所HP Q&Aより引用)
トンネル区間および橋長50m以上の長大橋においては技術的な問題からワイヤロープ式防護柵の設置が出来ないため、これを代替する区画柵の技術開発が進められており、2023年現在では「センターパイプ」「センターブロック」の試験設置が行われ、性能検証が進められています。
弊社では区画柵の機能性を損なうことなく、区画柵への衝突を回避するための視線誘導や注意喚起を行うことが可能な製品の開発に取り組んでいます。さらに、区画柵の端末部への設置が推奨されている障害物表示材等の関連製品を組み合わせた総合的なご提案が可能です。区画柵の視線誘導や安全対策については、吾妻商会にお任せください。
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